猫と坂と煙突と

昨年の10月から始まったこのプロジェクトも、5つ目の記事になりました(今までの記事はこちら
1ヶ月に1更新程度という亀の歩みのようなスピードですが、引き続きお付き合い頂ければ…
今年もどうぞ、よろしくお願いたします。

さて。
「空き工房バンク」公式サイトを開設してから約1ヶ月半。
事務局に、新聞社さんやウェブマガジンさんから取材がありました!
その効果や、各メンバーのネットワーク経由でお問い合わせもちらほら。

長崎新聞

長崎新聞さん

 

読売新聞

読売新聞さん

さらにさらに…
田舎暮らしの専門誌『田舎暮らしの本』さんが、2月号の特集でプロジェクトを紹介して下さることになりました!


(宝島社 発行)

実はこの空き工房バンク、「使われていない工房と、作業場を探している人を結びつける」という目的の先に、
移住後の仕事を考える
というミッションを持ったプロジェクトでもあるんです。

移住定住のネックは、その先に仕事がないこと、とよく言われます。
プロジェクトでは、ものづくりのアトリエだったり、ショップやカフェの受け皿だったり…
空き工房を“仕事を作る場として活用”してもらいたいと考えています。

と。
想いを書き出したら長くなるので、詳細は後日アップ予定の記事に譲るとして。。

年明け早々の寒い日に『田舎暮らしの本』さんが取材に来て下さったのですが、
 
わたしたちにとっても、波佐見の潜在的な魅力をたくさん知るとても良い機会になりました。

本日は、その取材から見えた景色をご紹介したいと思います。

工房にネコがいる景色

動物って、その場にいるだけで場を和ませて、コミニュケーションを円滑にする力があると思いませんか?
波佐見の工房ではネコちゃんが飼われていることが多く、行く先々で迎えてくれます。

  

空き工房では、使われなくなったトンパン(生地を乾かす棚のこと)をアスレチック代わりにあっちへひょい、こっちへひょいと自由自在に駆ける姿も。工房巡りの楽しみに、ネコとの遭遇も加わった一日でした。

坂とカーブのある景色

まるで温泉町のような風情ある町並みを見せてくれるのは中尾山(なかおやま)エリア。
世界第1位と第2位の規模を誇る登り窯でも有名な地域です。

 

坂とカーブが織りなすリズムある景色は、歩をすすめる度に異なる表情を見せてくれるので、歩き疲れを知りません。
民家の屋根を足元に見ながら集落を一望するなんて、、街中では得ることができない貴重な視点です。

そこに煙突のある景色

この景色もまた、街中では見られない…というか、焼き物の里ならではの景色ですよね。
民家の背後から、地面から、焼却炉から!あらゆるところからにょきにょきと煙突が(笑)圧巻です。

  

 

陶器産業の根付く景色

波佐見の産業と言えばもちろん焼き物。そして波佐見の焼き物と言えば陶器。
陶器に関る仕事と言えば、窯で陶器を焼いている窯元さんや、ろくろなんかをつかって形を作る生地屋さんを想像する人が多いのではないでしょうか。
ここ波佐見では、作陶以外でも陶器に関する仕事を目にすることができます。

 

例えば、取材中に前を走っていたトラック、陶器を乗せて走っていますが、なんとなんと、このように“ 陶器を運ぶ ”専用の業者さんがいらっしゃるんだそうです。荷台の陶器は固定されておらず、かなりのスローペースで走るため、「お先へどうぞ」という意味でハザードをたいているのだとか。

他には、生地屋さんに生地となる土を降ろす「陶土屋さん」や、陶器に工房の印や模様を押す陶器用の「判子屋さん」なども。
分業体制をとる波佐見ならではなのでしょうか。奥が深いです。
この分業体制も面白い制度なので、いつか記事に書きたいなと思います。

いかがでしたか?
ガイドブックとはまた違う視点から、ご紹介してみました。
のんびりお散歩したり、気に入った景色をカメラに収めたり、ちょっとした触れ合いを楽しんだり…

取材に来て下さった記者さんも、「次はプライベートでゆっくりまわりたい!」と言って下さった波佐見の魅力。
写真からでも、その一端がお伝えできれば嬉しいです。

次回予告

記事中でも書いていましたが、このプロジェクトを進めるにあたりメンバーが持っている「想い」を、ご紹介したいと思います。
移住者や地元出身者それぞれが、どんな想いでこのプロジェクトに関わり、どんな希望を持って進めているのか。
これを読めば、もっと波佐見を身近に感じられること間違いなし!
という記事をお届けできるよう頑張ります、、もう少々お待ち下さい。
お楽しみに。

text/いしだ

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